nobkichi’s diary

読んだ本、見た映画などを備忘録として載せていきます

ホテルローヤル

桜木紫乃ホテルローヤルを読んだ。

桜木紫乃は大好きで、多分ほとんど読んでいる。

この本は、立ち読みでほとんど読んだのですが(^^;)、あまりのエロさにちょっと抵抗感があって、自分で読もうとは思えませんでした。

でも、図書館で偶然目にして、借りてみることに。


釧路は一度だけ行ったことがあるのですが、桜木紫乃の本を読むと、あの寂しげで寒々しい独特な街の雰囲気がよみがえります。

その寒々しさとエロさが相まって、どの短編もまさに桜木紫乃感を堪能できる小説でした。釧路で暮らしてみたくなります。

短編それぞれがホテルローヤルに関連していて、なんとなくその作りが、姫野カオルコの ツ、イ、ラ、クにからんだ小説に似ているような。

 

スター・ウォーズ/最後のジェダイ

スター・ウォーズ/最後のジェダイを見ました。

starwars.disney.co.jp

前回のスター・ウォーズがあまりに難解で理解できない部分が多かったので、今回は見るのを躊躇したのですが、夫に誘われて嫌々出かけました。

スター・ウォーズは以前から見ているのですが、そこまで気合を入れずに見ているので、人の名前が全然覚えられません。流れもうっすらと分かる程度。

でも、実際見てみたら、見てよかった!

細かいところでよく分からないところもあったのですが、だいたい流れは分かりました。

レイア姫が亡くなっているんですよね…この先、レイア姫の部分はどうするんだろう?

それにしても、やっぱりSFっていいですね、スカッとします。

ちなみにスター・ウォーズは、アナキン・スカイウォーカーが子供時代の話が一番好きです。あの頃はまだ理解できていたのです。

天才を育てた女房

テレビドラマで「天才を育てた女房」を見た。

www.ytv.co.jp

親が学者、私自身が数学専攻だったこともあり、かなりのめり込んでみてしまった。

子どものころから周りの大人のほとんどが学者だったので、学者と結婚する将来しか考えられなかった。

結局、学者とは結婚しなかったけど、このテレビを見て、やっぱり学者と結婚したかった…と思ってしまった。(今が不幸せなわけではありません)

年収1000万の人と結婚したいとかいう話をネットでよく見るけど、このドラマのように夫を育てるのが、本当の女性の幸せだと思うな。

ドンナ ビアンカ

誉田哲也のドンナ ビアンカを読んだ。

 

誉田哲也の本で最初に読んだのは、国境事変だったと思う。

男性作家は固めの文章が好きなので、好みの作家を見つけた嬉しさで、ソウルケイジとやジウなど何冊か続けて読んだ。

その後出た新境地の武士道シリーズがまた良くてかなりのめり込み、武士道シリーズは読破。

ただ、たくさん本を出しているので仕方ないかもしれないけど、最近は当たり外れが大きい感じ。

今回の本は、私の中ではどちらかというと外れです。

全くひねりがないと言うか…。

誘拐とか警察とかどうでもいいから、恋愛ものにした方が良かったのではないだろうか。恋愛部分は結構良かった。

小説としては読み進めやすかったけど、読後感が空虚な小説でした。